セッションの特徴


 1.初回のセッションについて

 

先ず、精神疾患の診断の有無を確認させていただきます。

(カウンセリング上のルールです)

理由は診断を受けている場合、医師の治療計画を壊さない為です。

診断を受けている方でもカウンセリングは

医師の許可があれば行えます。

 

治療中かつ医師の許可を得る前だった場合

初回は雰囲気を感じていただく為の時間とさせていただきます。

※軽い雑談程度になります。

(医師に許可を得る際の材料にしてください)

 

 

 

 2.対処法は聞かれてから

 

ご本人のタイミングではないアドバイスは

お互いにリスクになります。

なので対処法は聞かれたらお答えをいたします。

 

※対処法はクライエント様によって合う合わないがあります。

一緒に探していけたらと思います。

 

 

 

 3.長期的なケア中心

 

もちろん短期的なケア(対症療法)も行いますが、

根本的解決には長期的なケアが必要と考えています。

スタイルと方向性


セッションのスタイル

 

 ● 傾聴

 

溜まっていたものが

堰(せき)を切ったように溢れ出したり、

クライエント様が着地点を見失なったとしても

じっくり聴きます。

 

セッション時間の9割を《聴く》に当てることもあります。

 

 

 

 ● 個人の情報について

 

カウンセラーが開示を禁止されている事項があります。

  1. 年齢
  2. 実家・現住所
  3. 家族関係
  4. 既婚・未婚
  5. 恋人の有無
  6. 過去の歩み

又、禁止ではないですが

共感も同意もしない

というのがあります。

 

これらはお互いのリスクケアをする為であり、

適切なカウンセリング提供をする為でもあります。

 

しかし、HSPの方には状況によっては

共感や開示も必要だと考えています。

 

※共感や開示をするかの判断は

カウンセラーが行います。

 

 

 

2つの方向性

  • 自分を知る

価値観

 

私はHSPにとって

自分の価値観を知ることが

生き辛さの軽減に繋がると考えています。

 

HSPはその気質から意識が周囲に強く働きます。

なので

自分が何にワクワクするのか、

自分が何にイライラするのか、

何故そう感じるのか等々

意外と分からないものです。

 

少しずつ内面にベクトルを向けて

自分を知っていきましょう。

その過程で自分軸も構築できていくと思います。 

 

 

  • バランス

丁度良い

 

HSPにとって生きやすさに繋がるのは

丁度良い]を揃えていくことだと考えています。

 先ずは自分にとっての丁度良いバランスを

見付けていきましょう。

 

 

短期と長期

 

本セッションは

短期的改善長期的改善の両方で

メンタルケアを行います。

 

今感じている心的苦しさにも対処していきますが、

その場しのぎにならないように

自分を知るという長期的なアプローチもしていきます。

 

 


心理療法について


 

  • 来談者中心療法

話をじっくり聴き、固く絡まった思考の糸を時間をかけてほどいていきます。

 

  • 認知療法

どんな時(事)にどんな思考となるのかを知って、自分や気質の傾向からメンタルコントロールを促します。

 

  • 認知行動療法

自分を客観的に把握し、行動面にも変化を与えることでメンタルの安定を図ります。

 

  • 論理療法

『事実は何か』という目線で思考を整理していきます。

 

 

  • ソリューション・フォーカス・アプローチ

褒めることを中心に元気や勇気を溜めていきます。

 

 

  • フォーカシング

何かよく分からないけどモヤモヤする。

何となく重いものが身体の中にある。

そんな感覚的な部分にフォーカスしていきます。